東北福祉大 久保田が首位 高校時代キャディーのバイトをしたホームコースで「150点くらい」
2018年05月20日 05:30
ゴルフ
1番で1・5メートル、2番で7メートルを入れて連続バーディー。以降、大きなミスをせずにしのぐと、無欲の20歳に天が味方をした。16番でカラーから25メートルの「寄せるつもりだった」パットを入れバーディー。17番パー3は第1打を1メートルにつけ難なくスコアを伸ばし、難易度1位の18番は7メートルのバーディーパットをねじ込んだ。パットが得意な上に、開催コースは神戸市内の実家から車で40分の距離。滝川二高(兵庫)時代にはキャディーのバイトなどで100回以上は回った“ホームコース”。「グリーンの傾斜が強いので入れたくても距離感を優先した」と欲も抑え、この日の最少タイとなる23パットで好スコアを演出した。
高校時代に関西アマチュアを制した有望株。誘われた大学は他にもあったが、目標としている松山英樹の出身校に声を掛けられ、進学を決めた。時間が少しでもできれば、アプローチとパットの練習場に直行。得意分野を磨いてきた。「松山さんにはまだ名前を覚えてもらっていないと思うので、これで覚えてもらえれば」。アマチュアVを果たせば、11年の三井住友VISA太平洋マスターズを制した松山英樹以来4人目となる。だが、ツアー13試合目だった大先輩に対し、久保田は3試合目。憧れの人を超えるチャンスだ。
◆久保田 皓也(くぼた・ひろや)
★生まれ 1998年(平10)1月13日生まれ、神戸市西区出身の20歳。
★ゴルフを始めたきっかけ 父・祐市さんが高校ゴルフ部のコーチをしていた関係で10歳の時にジュニアスクールの坂田塾に入り、始める。
★実績 兵庫・滝川二高時代の14年兵庫県アマ優勝、15年関西アマ優勝。
★憧れ 東北福祉大の先輩でもある池田勇太、松山英樹ら。今大会で予選ラウンド同組だった池田にはキャディーバッグにサインを書いてもらった。松山が大学で練習する際は間近で見て球筋を勉強。サインや写真もおねだりしてもらった。
★趣味 大学に入ってからは「趣味もゴルフというぐらい、ゴルフ漬けです」。
★得意クラブ パター。1Wの平均飛距離は270〜280ヤード。
★サイズ 1メートル69、65キロ。
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