松山“起死回生”で予選通過 パット修正で今季ベスト「めちゃうれしいです」

2018年05月20日 05:30

ゴルフ

松山“起死回生”で予選通過 パット修正で今季ベスト「めちゃうれしいです」
17番でバーディーパットを決め、ガッツポーズする松山(共同) Photo By 共同
 【米男子ゴルフツアーバイロン・ネルソン選手権第2日 ( 2018年5月18日    米テキサス州トリニティフォレストGC 7380ヤード、パー71 )】 第2ラウンドが行われ、120位でスタートした松山英樹(26=LEXUS)はボギーなしの8バーディーで63と伸ばし通算7アンダー、135で首位と8打差の20位に急浮上した。小平智(28=Admiral)は73で2オーバーとなり、2週連続で予選落ち。マーク・リーシュマン(34=オーストラリア)が66で回って通算15アンダーに伸ばし首位を守った。
 予選通過も危うい位置から、一気に駆け上がった。今季自己ベストの63。松山は起死回生の予選通過に「4日間できて良かった。めちゃうれしいです」と満面の笑みを見せた。

 見事なパットで挽回した。9番の8メートルで感触をつかむと10番、16番と10メートルを超えるパットを次々に沈めた。17番では、左右にうねる複雑な13メートルのラインを読み切ってバーディーを奪取。同組のクーチャー(米国)から「(パット巧者の)ジョーダン・スピース(米国)か」と言われたという。

 ショットは前週から「感触はプロ転向以来」と手応えを感じていたが、チャンスをつくっても生かせていなかった。出遅れた前日のラウンド後、気温35度の暑さの中で約2時間練習。パットを修正して「いい時の動画を見て、ずれているところを直した。転がりが良くなるとラインもうまく読めた」と胸を張る。「しっかり伸ばせばチャンスはある」と松山。8打差のトップの背中も視界に入れた。

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