乾ソロFR制す 93点台で達成感「自分のものになってきた」

2019年04月30日 05:30

アーティスティックスイミング

乾ソロFR制す 93点台で達成感「自分のものになってきた」
ソロ・フリールーティンで優勝し、表彰式で歓声に応える乾友紀子(中央) Photo By 共同
 【アーティスティックスイミング ジャパン・オープン最終日 ( 2019年4月29日    東京辰巳国際水泳場 )】 非五輪3種目が行われ、ソロ・フリールーティン(FR)は乾友紀子(井村ク)が93・4667点で制した。ハイライトルーティンは日本(吉田、小俣、木島、京極、熊谷、塚本、福村、丸茂、安永、柳沢)が92・0000点で優勝。フリーコンビネーションも日本(乾、吉田、小俣、京極、熊谷、塚本、福村、丸茂、安永、柳沢)が92・3000点で勝った。
 世界選手権(7月・韓国)のソロで自身初のメダルを狙う乾はFRで安定した演技を披露し、目標の93点台に乗せた。表情豊かで、腹部まで水面から飛び出す力強い脚技でも観衆の喝采を浴び「この曲も泳ぎ込んできたので、だいぶ自分のものになってきた」と達成感を漂わせた。この演目に取り組んで2年目。井村HCは「もっと進化できる次への挑戦を見つけてあげたい」とさらなるレベルアップをもくろんでいる。

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