新大関・貴景勝 綱取りに意欲「新しい時代を代表する力士になりたい」

2019年04月30日 13:14

相撲

新大関・貴景勝 綱取りに意欲「新しい時代を代表する力士になりたい」
<5月場所番付発表>番付表の自分の名前を指差す貴景勝(撮影・沢田 明徳) Photo By スポニチ
 日本相撲協会は30日、大相撲夏場所(5月12日初日、東京・両国国技館)の新番付を発表。東大関2枚目に就いた新大関・貴景勝(22=千賀ノ浦部屋)は都内の同部屋で会見し、「新大関というきりのいい場所だし、令和最初の場所。自分にとって新たなスタートという意味で、いいスタートを切りたい。新しい時代を代表する力士になりたい」と意欲を見せた。
 3月の春場所千秋楽。関脇に陥落した栃ノ心との“大関入れ替え戦”を制して、22歳の若さで昇進を決めた。昨年の九州場所で初優勝を飾ってから立ち止まることなく番付を駆け上がっており「もう一つ上がある。上を目指さないとこの地位は張れないし、守っても落ちる。今まで通り挑戦者のつもりでガンガン行きたい」と気合をにじませた。

 最大目標は最高位。戦いはもう始まっている。「15日間、全部勝つこと。力を出し切る。いかに力を出し切って、いい成績を残せるか」。大関昇進を懸けた先場所は大きな収穫があった。「自分がどういう精神状態で力が出るのか、一つ大きな気づきがあった。大関に上がれたもの凄く大きいが、一つつかんだものが何よりも大きい」。心技体を磨き続ける若武者が新時代でも暴れまくる。

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