西地区準決勝でナゲッツが先勝 ヨキッチ37得点 中1日の初戦で奮闘

2019年04月30日 14:29

バスケット

西地区準決勝でナゲッツが先勝 ヨキッチ37得点 中1日の初戦で奮闘
リラードをマークするナゲッツのヨキッチ(AP) Photo By AP
 NBA西地区準決勝シリーズの1試合が29日にデンバーで行われ、2位で地元のナゲッツが121―113(前半58―55)で3位のトレイルブレイザーズを下して白星発進。1回戦のスパーズ戦で4勝3敗と苦しんだために中1日で準決勝シリーズに突入したが、センターのニコラ・ヨキッチ(24)が41分の出場で37得点、9リバウンド、6アシスト、3スティールをマークしてチームをけん引した。
 ヨキッチはフィールドゴール(FG)を18本中11本(うち3点シュートは5本中3本)、フリースロー(FT)を12本すべて成功。マッチアップしたトレイルブレイザーズのエネス・キャンター(26)のディフェンスをはねのけて得点を重ねた。

 ジャマール・マーリー(22)は23得点、ベテランのポール・ミルサップ(34)も19得点をマーク。スティール数で12―6と上回って随所で流れを変えた。

 トレイルブレイザーズは1回戦でサンダーを4勝1敗で退けており、中5日と休養十分で準決勝シリーズに臨んだが、第1戦では終盤でリズムをつかめずに敗北。サンダーとの第5戦で劇的な3点シュートによるブザービーターなどで50得点をマークしたデイミアン・リラード(28)は39得点を稼いだものの、ターンオーバーも6回を数えた。レギュラシーズンを含めてこのカードは1勝4敗。すべてひとケタの点差ながら競り負けるケースが続いている。

 両チームがプレーオフで対戦するのはこれが3回目。1977年の西地区準決勝ではトレイルブレイザーズが4勝2敗で、1986年の1回戦ではナゲッツが3勝1敗でシリーズを制している。なお第2戦は5月1日(日本時間2日)にこの日と同じデンバーで行われる。

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