元関脇・黒姫山の田中秀男氏の通夜に250人 元高見山の渡辺氏「まだこれからだった。残念ね」

2019年04月30日 20:08

相撲

元関脇・黒姫山の田中秀男氏の通夜に250人 元高見山の渡辺氏「まだこれからだった。残念ね」
元黒姫山の田中氏の通夜に訪れ、故人を悼む元高見山の渡辺氏 Photo By スポニチ
 肺炎のため25日に亡くなった大相撲の元関脇・黒姫山の田中秀男氏(享年71)の通夜が東京都墨田区の回向院で営まれ、八角理事長(元横綱・北勝海)、境川親方(元小結・両国)、大島親方(元関脇・魁輝)ら約250人が参列した。
 元黒姫山と同じ1964年春場所初土俵で元関脇・高見山の渡辺大五郎氏(74)は「同期では私が一番年上で、彼が2番目だった。彼は頭が大きかったから、ぶつかりがうまかった。巡業ではよくぶつかった。俺とは3歳半違う。まだこれからだった。残念ね」と故人を悼んだ。

 元黒姫山の孫で、三段目の田中山(17=境川部屋)は「常に四股、てっぽうの基本運動をしっかりやれと言われていた。それが頭に残っている」と亡き祖父との思い出を語った。期待に応えるため「(関取になりたいという思いが)強くなった。稽古を頑張るだけ」とさらなる精進を誓った。

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