女子テニスまた新星 21歳ケニン、世界1位撃破 初決勝進出「誇りに思う」

2020年01月31日 05:30

テニス

女子テニスまた新星 21歳ケニン、世界1位撃破 初決勝進出「誇りに思う」
女子シングルス準決勝で勝利し、決勝進出を決めたソフィア・ケニン Photo By 共同
 【テニス 全豪オープン第11日 ( 2020年1月30日    メルボルンパーク )】 30日に行われた女子シングルス準決勝はガルビネ・ムグルサ(スペイン)とソフィア・ケニン(米国)が勝ち、初制覇を懸けて1日の決勝で対戦する。
 女子テニス界にまた新星が台頭した。4大大会では昨年の全仏オープン4回戦進出が最高成績だった21歳のケニンが、世界ランキング1位の地元バーティを破って初の決勝進出。「まずオーストラリアのファンに謝りたい。世界1位に勝ててうれしい」とおどけてみせた。モスクワ出身で米国に渡り、5歳でテニスを始めた。フロリダ州を拠点に父との二人三脚で歩んできた姿は同世代の大坂(日清食品)とも重なる。「父と私で夢見てきた場所に来られたことを誇りに思う」と喜びをかみしめた。

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