空手形男子の喜友名諒「歴史作りたい」沖縄県出身初の五輪金へ意欲

2020年01月31日 20:07

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空手形男子の喜友名諒「歴史作りたい」沖縄県出身初の五輪金へ意欲
形を演武する喜友名諒 Photo By スポニチ
 空手の形男子で東京五輪代表に内定している喜友名諒(29=劉衛流龍鳳会)が31日、沖縄県那覇市の同会本部道場で稽古を報道陣に公開。約半年後に開幕する大舞台に向け「空手が五輪(の追加)種目になって以来、優勝したいと思っていた。今まで通り、佐久本先生(嗣男師範)の稽古に付いていき、五輪で最高の演武をしたい」と意気込みを語った。
 稽古では15歳から指導を受ける元世界王者の佐久本師範の指導の下、突き、蹴りなどの部分練習を行った後、劉衛流の形である「アーナン」「アーナンダイ」「オーハンダイ」の演武を披露した。形種目は回戦ごとに別の形を演武する決まりがあり、東京五輪でも劉衛流の形で勝負する意向を固めている。大事な決勝にどの形を演武するかは検討中といい、「佐久本先生と相談して決めたい」と話した。

 今月下旬に行われた今年初戦のプレミアリーグ・パリ大会では、組手を含めて個人種目で日本人唯一の金メダルを獲得。冬季を含め、過去の五輪で沖縄県出身者の個人金メダリストはいないとあり、「歴史を作りたい気持ちはある」と沖縄金メダル1号にも意欲を燃やした。

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