藤田寛之プロによる新しいレッスン企画が来週からスタート!
2020年06月26日 05:30
ゴルフ
帰国後も競技を続け、今年の初めまではドラゴンボートの日本代表を目指し、社会人チームで活動。だが、新型コロナウイルスの感染拡大で軌道修正を余儀なくされた。10人、20人の大人数で編成されるドラゴンボートは、選手が艇内で“密”な状態になるため所属チームが活動を自粛。大きな目標を失ってしまった。ただ、その分、時間の余裕ができたことで新たなチャレンジを決意した。
ゴルフは米国で生活していた幼少期に遊びでクラブを握った程度。「トランプ大統領と安倍首相が一緒に回ったり、ビジネスに密接に絡んだスポーツという印象で、ずっとエリートの方がやられるものだと思っていました」と笑う。今回の企画では、藤田プロから直々にレッスンを受けることになったが、何の基礎知識も持たないまま元賞金王に教えを請うのは、失礼にあたるということで、まずはPGAティーチングプロのジミー常住氏のもとでゴルフのイロハを教えてもらった。
訪れたのはジミー氏が拠点を置く秋葉原のゴルフ練習場「アクティブAKIBAゴルフガーデン」。試しにクラブを振ってみると、最初は空振りや当たり損ねばかり。「足の競技は得意なんですが、手は苦手です」と苦笑い。すると、ジミー氏からスイングの基礎作りができるように制作されたホース(パワーバランス)を手渡された。それを左右に振ることで、クラブを振る感覚をつかむことができると説明を受けた。初心者に限らず、アベレージクラスでもボールを当てにいこうとすると上半身がボール側に突っ込み、クラブとボールの距離感が合わなくなって、うまくヒットできなくなる。テークバックで腕を畳み、ダウンからインパクトでそれを伸ばし、再びフォローからフィニッシュで畳む。その基本的な動作を、アドレスの前傾をキープしたまま再現できるようになれば、スイングは安定する。
ジミー氏の指導で徐々にボールを捉えるコツをつかんだ田中さん。いよいよ、“レジェンド”藤田プロから直接、手ほどきを受けることになった。「ドライバーショットで200ヤード飛ばせるようになって、スコア120を切れるようにしたいです」と目標を掲げる田中さん。果たして、そのチャレンジの行方は…。
◆田中 絵梨果(たなか・えりか)1997年(平9)11月30日生まれ、神戸市出身の22歳。1月のミス日本コンテストで「ミス日本ミススポーツ」に輝く。特技は英語(英検1級)、サッカー、ドラゴンボート。1メートル72。
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