正代 関取との稽古を再開 ネガティブ返上「優勝したい。結果を残したい」

2020年09月03日 14:43

相撲

正代 関取との稽古を再開 ネガティブ返上「優勝したい。結果を残したい」
三番稽古を行った正代(右)と豊山 Photo By 提供写真
 大相撲秋場所(13日初日、東京・両国国技館)に向けて、東関脇・正代(28=時津風部屋)が3日、関取との稽古を再開した。幕下以下とは相撲を取る稽古を行っていたが、この日は弟弟子の東前頭4枚目・豊山(26)と10番。電話での代表取材に「まだちょっと体が硬いかなくらいの感じ。体の疲れとかもけっこう大きかったので、まだ本調子じゃないかなという感じ」と言いながらも、8勝2敗と大きく勝ち越した。
 7月場所は平幕だった初場所と同様に千秋楽まで優勝争いに加わり、11勝を挙げた。「全体的に自分の相撲が取れていたので、流れとしては全然悪くない。自信にはつながったと思う。いい流れがきているので、いかに続けられるかというか。維持していけたらなという感じ」とネガティブ思考だった男が前向きになっている。

 3月の春場所は三役で初めて勝ち越し(8勝)、秋場所は3場所連続の関脇。大関に近づいてきているが「まだそこまで意識というほどじゃないかなとは思っている。自分の相撲を取り切って、そういう結果も付いてきたらなというくらい」と捉えている。

 その一方で、優勝争いは今年に入って2度経験しているだけに、優勝への思いは強い。秋場所の目標を聞かれると「一番は勝ち越しだが、勝ち越しに満足せず、2桁、もしくは優勝争いに加わっていけたら。優勝はしたいですよね。結果を残したい」と賜杯を見据えた。

この記事のフォト

おすすめテーマ

2020年09月03日のニュース

特集

スポーツのランキング

【楽天】オススメアイテム