A・マリー 驚異の粘り「勝った瞬間は感傷的になった」

2020年09月03日 05:30

テニス

A・マリー 驚異の粘り「勝った瞬間は感傷的になった」
雄叫びをあげるマリー(AP) Photo By AP
 【テニス全米オープン第2日 ( 2020年9月1日    ニューヨーク ビリー・ジーン・キング・ナショナル・テニスセンター )】 男子シングルス1回戦で、世界ランキング49位の西岡良仁(24=ミキハウス)は12年覇者アンディ・マリー(33=英国)と4時間39分の死闘を演じ、一時はマッチポイントを握りながら6―4、6―4、6―7、6―7、4―6で逆転負けし、金星を逃した。
 A・マリーが驚異の巻き返しを見せた。第3、4セットをタイブレークの末に奪い返し、逆転勝ち。粘って広範囲をカバーし、走行距離で西岡を上回り「第3セットを取ってから自分のペースをつかめた」と誇った。昨年1月に人工股関節の手術を受け、約5カ月後に戦列復帰。引退も考えたケガを乗り越え、8年前に頂点に立った舞台で躍動した33歳のベテランは「勝った瞬間は感傷的になった」と喜びに浸った。

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