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五輪延期をプラスに変えて――競泳・藤森、参加資格復活!まずは4月の日本選手権目指す

2021年01月02日 09:25

水泳

五輪延期をプラスに変えて――競泳・藤森、参加資格復活!まずは4月の日本選手権目指す
1日に資格停止処分が明ける競泳・藤森太将 Photo By 代表撮影
 【「2020+α」 Restart To TOKYO 】 空白の時間を、力に変える。スポニチ本紙では「2020+α」と題し、挫折や不調などを経て1年延期をプラスに捉えるアスリートを特集する。
 ドーピング検査陽性で2年の資格停止処分を受けた競泳男子の藤森太将(29)は1日に処分が明け、23、24日に開催される相模原市短水路選手権で復帰する見通しだ。16年リオ五輪200メートル個人メドレー4位の実力者。18年12月に中国で開催された世界短水路選手権の検査で禁止薬物の興奮剤が検出された。意図的な摂取を否定し、スポーツ仲裁裁判所に処分を軽減することを求めたが、棄却。通常開催なら出場できなかった東京五輪への道が1年延期により復活した。

 処分中はコーチやチームとの練習ができないため、市民プールやジムでの個人トレーニングに終始。本格練習が可能になったのは12月からだ。最近2年の記録がないため、2月4~7日に東京アクアティクスセンターで開催されるジャパンオープンは出場できない。目標は200メートル個人メドレーでの東京五輪出場。2月12~14日に山口県で開催されるきららカップなどにエントリーし、まずは五輪代表選考会となる4月の日本選手権の参加標準記録の突破を目指す。

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