ウィザーズが6戦目で今季初勝利 ティンバーウルブスに快勝 八村は11得点

2021年01月02日 12:06

バスケット

ウィザーズが6戦目で今季初勝利 ティンバーウルブスに快勝 八村は11得点
ローポストでティンバーウルブスのビーズリーにマークされる八村(AP) Photo By AP
 ウィザーズは1日、敵地ミネアポリスでティンバーウルブスと対戦。130―109(前半60―57)で勝利を収め、開幕6戦目で今季初勝利を挙げた。ブラドリー・ビール(27)がチーム最多の得31点を稼いでロード4連戦の初戦で白星。今季自身2戦目となった八村塁(22)は第3Qまでの出場(19分)でフィールドゴール(FG)を8本中3本、フリースローを本6中5本成功させて11得点を記録し、17得点だった12月31日のブルズ戦に続いて2試合連続で2ケタの数字を得点欄に書き込んだ。八村は4リバウンド(オフェンス1)と2アシストもマーク。2日連続の試合となったために出場4試合すべてでトリプルダブルを達成していたラッセル・ウエストブルック(32)は休養で欠場したが、ウィザーズは変則ゾーン・ディフェンスなどを駆使しながら、最後まで一度もリードを許さない「Wire―to―Wire」で快勝した。
 センターのトーマス・ブライアント(23)が18得点をマークすれば、過去4試合の3点シュートの成功率が28・6%に落ち込んでいたダビス・バターンズ(28)は7本中3本を決めて11得点。ウエストブルックに代わって先発したガードのラウル・ネト(28)も12得点、ドラフト全体9番目に指名された新人のデニ・アブディヤ(19)も11得点と7リバウンドを稼ぎ、先発5人を含む8人(出場14人)が2ケタ得点を記録した。第3Qでは40―14と圧倒。チームの3点シュートは33本中16本が決まり、FG成功率(55・7%)は今季最高となった。

 ティンバーウルブスは3連敗で2勝3敗。昨季26・5得点、10・8リバウンドを記録したセンターのカールアンソニー・タウンズ(25)が左手首の故障で戦列を離れた影響でガードの4選手が先発。ドラフト全体トップで指名されたアンソニー・エドワーズ(19)は分のプレータイムで17得点を稼ぎ、デビューから5試合連続で2ケタ得点を26マークしている。

 なおウィザーズは3日にネッツ、6日に76ers、8日にセルティクスとそれぞれ敵地で対戦。東地区の優勝を争う3チームとロードで顔を合わせることになっている。

 <八村の全プレー>

 ▼第1Q(出場7分16秒=3得点)
(1)3分12秒・左ローポストからインサイドで右手でフック=×*3分25秒・フリースロー2本=〇×
(2)4分15秒・左ローポストからインサイド=×
(3)4分38秒・右ローポストからインサイドで左手でフック=〇(アシスト・ビール)
 ▼第2Q(出場5分41秒=2得点)
(4)9分20秒・ゴール下でダンクを試みるも206センチのリードにブロックされる=×
(5)11分58秒・正面フリースローライン付近からのジャンプシュート=×
(6)11分10秒・ゴール下でダンク=〇(アシスト・ビール)
 ▼第3Q(出場6分32秒=6得点)
(7)2分12秒・右ベースライン際でターンアラウンド=×
(8)5分17秒・ゴール下=〇(アシスト・ブライアント)
*5分49秒・フリースロー2本=〇〇
*6分13秒・フリースロー2本=〇〇
 ▼第4Q(出場なし)

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