【箱根駅伝3区】早大のエース中谷雄飛は区間6位 大きく順位上げられず「思ったよりも苦しんだ」

2021年01月02日 12:15

駅伝

【箱根駅伝3区】早大のエース中谷雄飛は区間6位 大きく順位上げられず「思ったよりも苦しんだ」
<第97回箱根駅伝 往路・戸塚中継所>早大・2区の太田(中央)からタスキを受け、走り出す3区・中谷(撮影・会津 智海) Photo By スポニチ
 【第97回東京箱根間往復大学駅伝 往路 ( 2021年1月2日    東京・大手町~神奈川・箱根町 5区間、107・5キロ )】 ◆3区(21・4キロ、戸塚中継所~平塚中継所)区間記録=2020年・ビンセント(東京国際大)59分25秒
 10位でタスキを受けた早大の中谷雄飛(3年)は8位に順位を上げて4区につないだ。過去2年は1区で区間4位、2年時は同6位。今回はエントリー変更で3区に起用され、2区を走った太田直希(2年)とのダブルエースで往路躍進を託されたものの、区間6位に終わって上位でつなぐことはできなかった。

 「思ったよりも苦しんだというのが正直なところ。自分の所で順位を上げなくてはいけなかったが、中途半端で終わった。まだまだ力不足だった」

 3年生となった昨夏は佐久長聖高、早大の先輩で東京五輪マラソン代表の大迫傑(29=ナイキ)が主宰する大学生の強化チーム「Sugar Elite」の合宿に参加した。

 「いかに継続して力を付けていくか、速いペースで長い距離を走るということを突き詰めてやっていた。僕もそういうところを意識しようと思った」と刺激を受けた。昨年12月4日の日本選手権1万メートルでは自己ベストを大幅に更新する27分54秒06を記録。箱根に弾みを付けた一方で調整の難しさはあったが、エースの自覚で上位進出のけん引役を誓っていた。その中で不完全燃焼の結果となり「なかなか最後の練習でも感覚的に良くなかった。試合は試合で割り切っていたが、走り始めはうまくつくることができずにいた」と振り返った。

◆平塚中継所通過順位
1 東海大  3:12:40
2 創価大  +00:34
3 駒大   +00:56
4 東京国際大+01:00
5 東洋大  +01:54
6 帝京大  +02:07
7 順大   +02:21
8 早大   +02:23
9 神奈川大 +02:34
10 日体大  +02:36
11 青学大  +03:55
12 国学院大 +04:00
13 拓大   +04:13
14 城西大  +04:21
15 国士舘大 +05:25
16 法大   +05:42
17 明大   +05:57
18 中大   +06:17
19 学生連合 +07:55
20 山梨学院大+07:56
21 専大   +10:31

◆3区区間記録
1 石原翔太郎 (東海大1年)  1:02:05
2 小林歩   (駒大4年)   1:02:22
3 葛西潤   (創価大2年)  1:02:41
4 遠藤大地  (帝京大3年)  1:02:56
5 伊豫田達弥 (順大2年)   1:03:25
6 中谷雄飛  (早大3年)   1:03:29
7 臼井健太  (国学院大4年) 1:03:54
8 前田義弘  (東洋大2年)  1:03:55
9 内田光   (東京国際大4年)1:04:06
10 川口慧   (神奈川大3年) 1:04:25
11 岩室天輝  (日体大4年)  1:04:40
12 松本康汰  (法大2年)   1:04:43
13 小袖英人  (明大4年)   1:04:43
14 湯原慶吾  (青学大3年)  1:04:48
15 吉居大和  (中大1年)   1:05:02
16 島津裕太  (山梨学大1年) 1:05:13
17 菅原伊織  (城西大4年)  1:05:28
18 小島慎也  (中央学院大2年)1:05:31
19 新井遼平  (拓大3年)   1:06:05
20 清水拓斗  (国士舘大3年) 1:06:22
21 金久保遥  (専大3年)   1:06:42

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