競泳パラ代表の東海林大 100メートルバタフライでアジア新記録「ガツンといけた」

2021年03月07日 17:11

競泳

競泳パラ代表の東海林大 100メートルバタフライでアジア新記録「ガツンといけた」
100メートルバタフライでアジア新記録をマークした東海林 Photo By スポニチ
 【パラ競泳日本選手権最終日 ( 2021年3月7日    静岡県富士水泳場 )】 今夏の東京パラリンピック代表に内定している東海林大(21=三菱商事)が、知的障がいの男子100メートルバタフライで自身のアジア記録を更新する55秒68をマークした。「前半からガツンといけた。3年ぶりに新記録を出せてスッキリしました」と充実の表情で振り返った。
 前日に行われた、世界記録を持つ200メートル個人メドレーは「他の選手に圧倒されてしまった」と内容、タイムともに納得のいくレースができなかったが、毎日使っているというメモ帳に「自信を持てばできる」など前向きな言葉をつづることで気持ちを切り替えた。この日は周囲の選手を気に掛けることなく「無心で泳ぐことができた」と反省を生かした。

 あくまで本命は個人メドレーだが、「バタフライの強化も個人メドレーに必要なエレメントの一つ」と強調。5月のパラリンピック代表選考会を兼ねるジャパンパラ大会へ「緊張感のある大会でも無心で攻めること、楽しんで泳ぐことを忘れないようにしたい」と力を込めた。

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