変幻自在のラインアウトで神鋼が快勝 バックスも参加し、開幕3連勝

2021年03月07日 05:30

ラグビー

変幻自在のラインアウトで神鋼が快勝 バックスも参加し、開幕3連勝
<神戸製鋼・日野>後半、突破をはかる神戸製鋼・今村(中央)(撮影・坂田 高浩) Photo By スポニチ
 【ラグビー・トップリーグ第3節   神鋼52ー7日野 ( 2021年3月6日    神戸ユニバー記念競技場 )】 神戸製鋼はラインアウトで日野の意表を突いた。26―7の後半1分、敵陣10メートル付近の左サイド。日本デビュー戦の元ニュージーランド代表、SOクルーデンがクイックスローをした。WTB山下楽は前ががら空きと見て、「アイコンタクトで投げてもらった」とボールをもらい、40メートル独走トライを挙げた。
 8トライを挙げた試合を通じ、セオリーにとらわれないラインアウトを披露した。FWで構成するのが一般的だが、隊列にバックス2人を投入。前半30分には、WTB井関がモールでトライを挙げた。CTBラファエレはリフトもされた。ディロンヘッドコーチは「同じことをやり続けていたら相手に予測される。イノベーションであり続ける」と攻撃パターンを広げるためと説明。開幕3連勝の王者はトライにどん欲だ。 (倉世古 洋平)

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