丸川五輪相、容姿侮蔑の開会式演出案「あってはならない発言」

2021年03月19日 09:57

五輪

丸川五輪相、容姿侮蔑の開会式演出案「あってはならない発言」
丸川珠代五輪相 Photo By スポニチ
 丸川珠代五輪相(50)は3月19日に閣議後定例会見を行い、東京五輪・パラリンピックの開閉会式で演出の総合統括を務めるクリエーティブディレクターの佐々木宏氏(66)が、女性タレント渡辺直美(33)の容姿を侮辱するような演出プランを提案していた問題について、「全く不適切なもの。あってはならない発言をなさったという認識」と不快感を示した。
 丸川大臣は「コロナ下でさまざまなものを乗り越えてきた東京が世界に何を発信するかというタイミングで、その一番のメッセージになる開会式がそのようなやり取りの中で構想されていたとしたら非常に残念なこと」と強調。後任人事、新たな制作体制については「前向きで希望を世界に伝えられる、そして改めて大会のコンセプトである多様性と調和を五輪の開会式から伝えていただけることを願っています」と言及した。

 17日の文春オンラインによると、佐々木氏は昨年3月5日、当時の演出担当チームのメンバーへLINEで「ブヒー ブヒー/(宇宙人家族がふりかえると、宇宙人家族が飼っている、ブタ=オリンピッグが、オリの中で興奮している。)」「空から降り立つ、オリンピッグ=渡辺直美さん」などと提案。渡辺の容姿を侮辱するような内容に女性メンバーから批判の声が上がり、提案を撤回した。佐々木氏は18日未明に謝罪文を公表し、辞意を表明している。

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