渋野日向子 イーブンパーでホールアウト「安定したゴルフができてよかった」 海外メジャー今季初戦

2021年04月02日 05:31

ゴルフ

渋野日向子 イーブンパーでホールアウト「安定したゴルフができてよかった」 海外メジャー今季初戦
 1ラウンド、10番でティーショットを放つ渋野日向子(共同) Photo By 共同
 【米女子ゴルフツアー ANAインスピレーション 第1日 ( 2021年4月1日    カリフォルニア州ミッションヒルズCC=6865ヤード、パー72 )】 海外メジャー今季初戦が開幕。2度目の出場となる19年全英女子オープン覇者の渋野日向子(22=サントリー)は2バーディー、2ボギーの72でホールアウトした。ホールアウト時点で暫定首位のフォン・シャンシャン(中国)とは5打差となっている。
 優勝争いを繰り広げた昨年12月の全米女子オープン以来となる米ツアー参戦。イーブンパーの72とスコアをまとめた渋野は、納得の表情で第1ラウンドを振り返った。

 「ティーショットがフェアウエーキープ率が高かったので、その分、大きなミスがなくかったので。今日は本当に全体的に安定したゴルフができてよかったです」

 ブルック・ヘンダーソン(カナダ)、ハナ・グリーン(オーストラリア)とのメジャー覇者3人による組でインからスタートした。11番パー5で第3打をウエッジでピン手前2メートルに寄せ、バーディーを先行させて笑顔。「あれは凄く嬉しかった」。17番パー3ではバンカーに入れた第1打が目玉になる不運もあってボギーとするも、2番で7メートルの下りのバーディーパットを沈めてふたたび1アンダーに伸ばした。5番ではグリーン奥の深いラフからのアプローチを寄せきれずにボギーとしたが、難易度の高いメジャーセッティングでイーブンパー。「アンダーで上がりたいなって思う部分はあったんですけど、本当に最近では安定したゴルフができた」と振り返った。

 渋野の言葉通り、この日のフェアウエーキープ率は85・7%。1Wの飛距離は同組の2人に負けていたが、深いラフが待ち受けるミッションヒルズCC。着実にフェアウエーを捉えることで、2打目以降でチャンスを作ることができた。目標とする米ツアーで戦うため、正確性を求めて取り組んでいる新たなスイングについて「今日は本当に最後まで振り切れた。最近にしては凄くいいなと思いました」と手応えを口にする。

 第2ラウンドは最高気温30度超えが予想されている中で、午後からのスタートとなる。「明日以降もやるべきことをしっかりやり通して、いいスコアで上がれるようにしたい。今日良かった部分も明日も突き通して、悪かった部分はこれから練習して。明日も自分が納得できるゴルフができるようにがんばります」と力を込めた。

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