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レスリング高谷惣　3大会連続五輪出場へ「僕が一番強い」　9日開幕五輪アジア予選

2021年04月02日 20:20

レスリング

レスリング高谷惣　3大会連続五輪出場へ「僕が一番強い」　9日開幕五輪アジア予選
五輪アジア予選に向けて最終調整する86キロ級の高谷惣（左）。右は97キロ級の赤熊（日本レスリング協会提供） Photo By 提供写真
　レスリングの五輪アジア予選（4月9～11日、カザフスタン）に出場する男子フリースタイル日本代表が2日、東京都北区・味の素ナショナルトレーニングセンターで行われている全日本合宿でオンライン取材に応じた。
　3大会連続の五輪出場を目指す86キロ級の高谷惣亮（ALSOK）は、2位以上で五輪代表に内定する一戦へ「（12年）ロンドン、（16年）リオは2位通過で出たので、優勝して東京五輪にいきたい」と決意を示した。5日に32歳になるベテランはコロナ下で制限を受けた中でも「量をいっぱいすれば良いわけじゃない。家の中のトレーニングや動きの確認、見直す時間が増えて良い練習ができている」と前向きに振り返り、「前よりもレスリングが楽しいと思うようになった」とより円熟味が増した様子。海外での実戦は1年半ぶりだが、「ベストを出せれば僕が一番強い」と自信をのぞかせた。

　97キロ級代表の赤熊猶弥（自衛隊）は「キツい戦いなので全試合ギリギリなのかなと思う」としつつ、「楽しみな部分が大きい」と気合十分。125キロ級代表の田中哲矢（同）も「日本の最重量級は五輪に出られていないので、みんなで世界に勝つためにってやってきた。驚かせたい」と活躍を誓った。

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