ウィザーズが東地区全体で10位から9位に浮上 最終戦のホーネッツに勝てば自力で8位

2021年05月16日 06:34

バスケット

ウィザーズが東地区全体で10位から9位に浮上 最終戦のホーネッツに勝てば自力で8位
第4Q終了間際、勝ち越しのシュートを外したホーネッツのグラハム(AP) Photo By AP
 NBA東地区全体で8位につけていたホーネッツが15日、敵地ニューヨークで延長の末にニックスに109―118(前半54―63、延長5―14)で敗れ、9位だったペイサーズも地元インディアナポリスでレイカーズに115―122(前半55―64)で敗れた。
 この結果、すでに「プレー・イン・トーナメント」に進出することが決まっているウィザーズ、ペイサーズ、ホーネッツの3チームが1試合を残して33勝38敗。当該2チームにいずれも勝ち越しているホーネッツ(ウィザーズに2勝、ペイサーズに2勝1敗)の8位は変わらないが、ペイサーズに対して3勝のウィザーズが前日までの10位から9位に浮上した。

 ウィザーズは16日(日本時間17日午前2時試合開始)の最終戦でホーネッツと対戦することから、地元ワシントンDCでのこの一戦に勝てば自力で“一発勝ち抜け”へのチャンスがある8位に順位を上げることが可能になった。

 ホーネッツは最大18点差をつけられながら反撃。第4Qの5分15秒に一時4点をリードし、残り2・3秒、この日25得点のディボンテ・グラハム(23)が3点シュートを放ったがこれを決めることができなかった。5分の延長では開始から連続5失点。勝機がありながら競り負ける形となった。

 ニックスは40勝31敗。ジュリアス・ランドル(26)が33得点、10リバウンド、13アシストで今季6回目のトリプルダブルを達成し、ホークスと同率ながらプレーオフ1回戦でホーム・アドバンテージを確保できる東地区全体の4位に順位をひとつ上げた。

 ペイサーズでは主力フォワードのドマンタス・サボニス(25)が膝を痛めて欠場。最終戦のラプターズ戦に勝って34勝目を挙げても、直接対決を行うウィザーズかホーネッツのどちかが勝つために、9位(最終戦勝利の場合)もしくは10位(同敗戦の場合)が確定した。

 西地区全体7位のレイカーズはレブロン・ジェームズ(36)が7試合ぶりに復帰して24得点、アンソニー・デービス(28)も28得点をマークして勝利に貢献し、西地区全体では無条件でのプレーオフ進出の下限となる6位につけているトレイルブレイザーズと勝率では並んだ。

 今季は東西両地区の7位と8位、9位と10位が「プレー・イン・トーナメント」を行い、前者の勝者が第7シード。前者の敗者が後者の勝者ともう1試合を行って、勝った方が第8シードとしてプレーオフに駒を進めることになっている。

 <15日の結果>
*ネッツ(47勝24敗)105―91ブルズ(30勝41敗)
レイカーズ(41勝30敗)122―115*ペイサーズ(33勝38敗)
*ニックス(40勝31敗)118―109(延長)ホーネッツ(33勝38敗)
セルティクス(36勝35敗)124―108*ティンバーウルブス(22勝49敗)
サンズ(50勝21敗)140―103*スパーズ(33勝38敗)
*バックス(46勝25敗)122―108ヒート(39勝32敗)

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