英莉花　3連続バーディーで暫定首位、雷雲接近サスペンデッドも「いいリズム」

2021年05月16日 05:30

ゴルフ

英莉花　3連続バーディーで暫定首位、雷雲接近サスペンデッドも「いいリズム」 — 雨でサスペンデッドになるも、ガッツポーズで引き揚げる原英莉花（撮影・中村達也） Photo By スポニチ

【女子ゴルフツアー　ほけんの窓口レディース第2日（ 2021年5月15日福岡県　福岡CC和白C＝6335ヤード、パー72 ）】第2ラウンドは雷雲接近により中断し、天候の回復が見込まれず、16日に順延となった。全選手が競技を完了できず、大会は36ホールに短縮。賞金は規定により75％に減額される。3番を終えた原英莉花（22＝日本通運）、7番まで終えた浅井咲希（22＝小杉CC）が通算6アンダーの暫定首位。第1ラウンドで6アンダーの首位に立った有村智恵（33＝日本HP）と吉田優利（21＝エプソン）、3位だった大里桃子（22＝伊藤園）の最終組はスタートできなかった。

　福岡を含む九州北部で梅雨入りが発表されたこの日。出だしから3連続バーディーを奪った原英は、4番パー5で第3打を打つ直前に中断のホーンを聞いた。暫定ながら首位に並んだ短い一日を「出だしからバーディーが取れて、いいリズムで終えられた」と納得の表情で終えた。

　国内メジャー3連勝を目指した前週のワールド・サロンパス・カップを54位で終えると、その日に師匠の尾崎将司のもとに出向いた。「ショットに悩んで。フェードというかカット気味にクラブが入っていた。神頼み的な感じでアドバイスを頂きに」。師匠の助言で状態は上向き、今年初の優勝を狙える位置で最終日を迎える。「勝負どころを早まらないように。熱くなり過ぎず、最後の4、5ホールが勝負」と冷静に残り15ホールをにらんだ。