多田修平が10秒19でV 今季ベストも苦笑い「決勝はバテちゃった」

2021年05月16日 15:18

陸上

多田修平が10秒19でV 今季ベストも苦笑い「決勝はバテちゃった」
<陸上・関西実業団選手権男子100メートル>決勝を制した多田修平(左端)はタイムを見て苦笑いを浮かべた Photo By スポニチ
 【陸上 関西実業団選手権 ( 2021年5月16日    ヤンマースタジアム長居 )】 男子100メートル決勝で、多田修平(24=住友電工)は10秒19(無風)で優勝した。予選、準決勝を経て、この日3本目のレース。改良してきたスタートで勢い良く出て、序盤で差を付けた。リードをそのままでゴールを駆け抜けたものの、タイムを見て苦笑い。レース後は「3本は久しぶり。決勝はバテちゃった」と悔しがった。
 決勝は雨が上がったとはいえ、湿度が80%に迫る蒸し暑いコンディションだった。1日を通しても雨が降ったりやんだりで、天候に恵まれなかった。東京五輪参加標準記録の10秒05の突破には届かなかったものの、今季ベストタイムの10秒19を叩き出し「手応えになる」と表情は明るかった。この会場で行われる五輪代表最終選考会の日本選手権(6月24日から)へ、弾みを付けた。

 次戦は6月6日の布勢スプリントになる。

おすすめテーマ

2021年05月16日のニュース

特集

スポーツのランキング

【楽天】オススメアイテム