渋野日向子は2つスコアを伸ばしてホールアウト　最終18番イーグル締め　全米女子プロ選手権第2日

2021年06月26日 04:00

ゴルフ

渋野日向子は2つスコアを伸ばしてホールアウト　最終18番イーグル締め　全米女子プロ選手権第2日 — 渋野日向子 Photo By スポニチ

【米女子ゴルフツアー　全米女子プロ選手権第2日（ 2021年6月25日ジョージア州　アトランタ・アスレチック・クラブ＝6740ヤード、パー72 ）】 4オーバーの93位から出た渋野日向子（22＝サントリー）は1イーグル、2バーディー、2ボギーの70とスコアを伸ばし、通算2オーバーでホールアウトした。第2ラウンドを終えた渋野は「今日はアンダーを出すしかないと思っていた。なかなか流れがこなかったですけど、最後はイーグル獲れて良かったです」と笑顔で振り返った。

　前半はショットがチャンスにつかず、もどかしい展開。1つスコアを落として迎えた後半12番パー5が、流れを変えるきっかけとなった。第3打をグリーン右手前の池に入れてピンチを迎える。だがドロップゾーンからの5打目をピン奥から傾斜とスピンで戻し、そのままカップインしてパーをセーブしてみせた。「入ってくれたので気分良く次のホールに行けた」と、続く13番でピン奥6メートルのチャンスを沈めてこの日の初バーディーを奪う。

　16番をボギーとしたが、パー3の17番ではティーショットをピン右2メートルに寄せてバウンスバックに成功する。そしてパー5の最終18番。ピン右奥6メートルの2オンさせると、これを沈めきってイーグル締め。午後スタート選手のスコアにもよるが、渋野のホールアウト時点ではカットライン上に浮上した。終盤の粘りで決勝進出への可能性を残し「あと2日、悔いを残さないようにプレーできたらいいと思います」と話した。