大坂なおみ 全米オープン初戦突破 2度のインタビューにも笑顔で応対 会場からは大きな拍手

2021年08月31日 12:09

テニス

大坂なおみ 全米オープン初戦突破 2度のインタビューにも笑顔で応対 会場からは大きな拍手
試合後、笑顔でインタビューに応じる大坂なおみ(AP) Photo By AP
 【テニス全米オープン ( 2021年8月30日    ニューヨーク ビリー・ジーン・キング・ナショナル・テニスセンター )】 テニスの4大大会、全米オープンは30日(日本時間31日)、女子シングルス1回戦が行われ、世界ランキング3位で2年連続3度目の優勝を狙う大坂なおみ(23=日清食品)が同87位のブズコバ(チェコ)に6-4、6-1でストレート勝ち。6年連続の初戦突破を決めた。
 試合後、大坂はコート上と中継局による2度のインタビューに応じた。

 新型コロナウイルス感染拡大の影響で昨年は無観客だったが、今年は規制なしで有観客開催となった。歓声が響く会場を見渡し「来てくれてありがとう。昨年は誰もいなくてさみしかった。子供達が来てくれてうれしい。たくさんのエネルギーをもらいました」と感謝。「大会初日にナイトセッションは名誉なことだし、勝ててうれしい」と笑顔を見せ、自らが育ったニューヨークでの大会に「意義のあること」と振り返った。

 ゲームについては「第1セットはナーバスだったけど、気持ちを切り替えてプレーした。リラックスはできなかったし緊張したけれど、初日のナイトセッションは本当に名誉なこと。良い雰囲気で試合ができました」と話し、日本語で「今日の試合応援ありがとうございます!次の試合もがんばります」と締めくくった。

 大坂は今年5月、記者会見が「精神的負担」と訴え、全仏オープン中の会見を拒否するとSNSで表明。「ナオミを守れ」「取材は選手の義務だ」など擁護と非難が入り交じった論争が世界中で起こり、苦しんだ大坂は全仏の2回戦を棄権した。同時に、うつに悩まされていることを告白していた。東京五輪を経て、全米オープンの舞台にたどり着いたディフェンディングチャンピオンに会場からは惜しみない拍手がおくられた。

この記事のフォト

おすすめテーマ

2021年08月31日のニュース

特集

スポーツのランキング

【楽天】オススメアイテム