女子ダブルスで上地・大谷組が銅メダル 中国ペア振り切り大会締めくくった

2021年09月04日 15:15

テニス

女子ダブルスで上地・大谷組が銅メダル 中国ペア振り切り大会締めくくった
<パラリンピック車いすテニス 女子ダブルス3位決定戦>銅メダルを獲得し、記念撮影をする上地(左)と大谷(撮影・坂田 高浩) Photo By スポニチ
 【東京パラリンピック第12日 車いすテニス・女子ダブルス3位決定戦   上地結衣(三井住友銀行)/大谷桃子(かんぽ生命) 6―2 7―6(7―3) 王紫瑩/朱珍珍(中国) ( 2021年9月4日    有明テニスの森公園 )】 上地・大谷組が中国ペアをストレートで破り、銅メダルを獲得した。上地はシングルスの銀に続き今大会2つめのメダル獲得。パラリンピック初出場の大谷にとっては初のメダルとなった。
 第1セットは上地・大谷組が4度のサービスゲームを全てキープし、2度のブレークで6―2。大谷が辛抱強いラリーで相手のミスを誘い、フォアハンドのウイナーやバックハンドでのドロップショットも披露した。上地はやや焦ったプレーも顔をのぞかせたが、大谷を支えながら要所を締めた。第2セットは中国ペアの粘りの前に3―0から4―5とされたものの、第10ゲームでセットポイントのピンチを2度しのいでタイブレークへ。タイブレークを0―3から7連続ポイントで制し、振り切った。

 大谷はオランダペアに完敗した準決勝後、「上地選手と組むからにはメダルを目標としてきた。3位決定戦では自分たちらしいプレーができて、結果につながれば」と抱負を述べていた。上地は前回2016年リオデジャネイロ大会では二條実穂と組んだダブルスでは4位でメダルなし。二條さんは今大会、テレビ解説を務めており「目の前でメダルを取る姿を見せたい」と話していた。今大会のラストゲームを勝利で締めくくり、2人の顔に笑みがこぼれた。

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