ボッチャ、チームが銅メダル「勝って終われた」2大会連続表彰台に杉村主将も歓喜

2021年09月04日 15:18

スポーツ

ボッチャ、チームが銅メダル「勝って終われた」2大会連続表彰台に杉村主将も歓喜
<パラリンピック ボッチャ 日本・ポルトガル>男女共通チーム(脳性まひ)3位決定戦、ポルトガル選手に見つめられながら球を投じる杉村(撮影・木村 揚輔) Photo By スポニチ
 【東京パラリンピック第12日・ボッチャ ( 2021年9月4日    有明体操体操競技場 )】 チーム(脳性まひ)3位決定戦で、日本はポルトガルに4―3で勝ち、銅メダルを獲得した。前回決勝で敗れた宿敵タイに準決勝で敗れたが、3位決定戦でポルトガルに逆転勝利。チームは前回の銀メダルに続いて2大会連続の表彰台となった。
 今大会の個人金メダリストの杉村英孝(伊豆介護センター)を擁する日本は第2エンドまで0―2とリードされたが、第3、4エンドの3得点で逆転に成功。第5エンドで同点に追いつかれたが、最終第6エンドで勝ち越した。杉村は「リオからメダルの色が1つ下がって悔しいが、勝ってメダルを獲ることが前回と違うところ。勝って終わることができた。最後に勝ちきる強さがある」と胸を張った。

 広瀬隆喜(西尾レントオール)は「火ノ玉ジャパンみんなで獲ったメダル。このブームを切らしてはいけない」と話し、藤井友里子(アイザック)は「感謝の気持ちでいっぱい」と万感の涙を流した。初出場の中村拓海(愛徳福祉会)は「目指していたメダルは獲れた。世界との戦術の差を痛感したので次の大会までに練習したい」と決意を新たにした。

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