王者バッカニアーズが連勝 ブレイディーは5TD 昨季から通算10連勝

2021年09月20日 12:35

アメフト

王者バッカニアーズが連勝 ブレイディーは5TD 昨季から通算10連勝
ファルコンズ戦で5TDをマークしたバッカニアーズのブレイディー(AP) Photo By AP
 NFLは19日に第2週の14試合を各地で行い、昨季のスーパーボウルを制したバッカニアーズは地元タンパ(フロリダ州)でファルコンズを48―25(前半21―10)で下して開幕から連勝。第4Qに20点を入れて一気に突き放し、昨季のレギュラーシーズンとスーパーボウルを含めたプレーオフを併せてチーム新記録となる10連勝を飾った。
 QBトム・ブレイディー(44)は36回中24回のパスを通して276ヤードと5TDを獲得。対ファルコンズでは通算9戦全勝となった。1試合4TD以上は通算35回目で、これはペイトン・マニング(コルツ&ブロンコス)と並んで歴代2位。1位のドリュー・ブリーズ(セインツ)にはあと「2」と迫った。

 リーグ屈指の若手QB同士の対決となった一戦は、レイブンズが地元ボルティモア(メリーランド州)でチーフスに36―35(前半17―21)で競り勝って1勝1敗。QBラマー・ジャクソン(24)はパスで239ヤード(1TD)、ランで107ヤード(2TD)をマークしてこのカードでは通算4戦目で初勝利を挙げた。1試合で「パス200ヤード+ラン100ヤード以上」をジャクソンが記録したのは通算4回目。30―35で迎えた第4Qの残り3分14秒には残り1ヤードを自ら突破し、これが決勝点となった。

 3季連続のスーパーボウル進出を狙うチーフスは1勝1敗。QBパトリック・マホームズ(26)は343ヤードと3TDを稼いだが、1点を追って迎えた第4Qの残り1分20秒、敵陣32ヤードのFG圏内まで攻め入りながら、2季目のRBクライド・エドワーズイレアー(22)が痛恨のファンブルを犯して勝機を逃した。

 ブロンコスは敵地ジャクソンビル(フロリダ州)でジャガーズを23―13(前半10―7)で退けて2戦2勝。開幕連勝はここ9季で7回目となった。QBテディー・ブリッジウォーター(28)は34回中26回のパスを通して328ヤードと2TDをマーク。開幕からの2試合でいずれもインターセプトなしに2TDとパス成功率75%以上をマークしたのは、2018年のドリュー・ブリーズ(元セインツ)以来、史上4人目となった。

 敗れたジャガーズは昨季(1勝15敗)から通算17連敗。ドラフト全体トップで指名したQBトレバー・ローレンス(21=クレムゾン大出身)は33回中14回の成功でパス獲得は118ヤードにとどまり、デビューからの2試合でインターセプトはこの日の2回を含めて5回記録している。

 ドラフト全体15番目に指名されたペイトリオッツのQBマック・ジョーンズ(23)はジェッツ戦でTDをマークすることはできなかったが、25―6(前半13―3)で競り勝って先発の新人QBとしては今季初勝利。対戦したジェッツは全体2番目に指名したザック・ウィルソン(22=ブリガムヤング大)を先発で起用しているが、この日はインターセプトを4回喫して敗れ去った。

 <第2週の結果>
 ▼16日
*ワシントン(1勝1敗)30―29ジャイアンツ(2敗)
 ▼19日
*ベアーズ(1勝1敗)20―17ベンガルズ(1勝1敗)
*ブラウンズ(1勝1敗)31―21テキサンズ(1勝1敗)
ラムズ(2勝)27―24*コルツ(2敗)
ビルズ(1勝1敗)35―0*ドルフィンズ(1勝1敗)
*ペイトリオッツ(1勝1敗)25―6*ジェッツ(2敗)
49ers(2勝)17―11*イーグルス(1勝1敗)
レイダース(2勝)26―17*スティーラーズ(1勝1敗)
*パンサーズ(2勝)26―7セインツ(1勝1敗)
ブロンコス(2勝)23―13*ジャガーズ(2敗)
カージナルス(2勝)34―33*バイキングス(2敗)
*バッカニアーズ(2勝)48―25ファルコンズ(2敗)
カウボーイズ(1勝1敗)20―17*チャージャーズ(1勝1敗)
タイタンズ(1勝1敗)33―30(延長)*シーホークス(1勝1敗)
*レイブンズ(1勝1敗)36―35チーフス(1勝1敗)
 ▼20日(日本時間21日)
*パッカーズ―ライオンズ
 *はホームチーム

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