手嶋多一 大会最少スコアで日本シニア初優勝 日本OP覇者4人目の快挙

2021年09月20日 05:30

ゴルフ

手嶋多一 大会最少スコアで日本シニア初優勝 日本OP覇者4人目の快挙
ゴルフの日本シニアオープン選手権を制し、トロフィーを掲げる手嶋多一(共同) Photo By 共同
 ゴルフの日本シニアオープンは19日、山梨・シャトレーゼヴィンテージGC(6465ヤード、パー71)で最終ラウンドが行われ、単独首位で出た手嶋多一(52=ミズノ)が7バーディー、2ボギーの66をマークし、通算19アンダー、265で初優勝を飾った。ストローク数、2位との8打差とも大会新記録。日本オープンと日本シニアオープンの両大会を制す史上4人目の快挙を達成した。
 記録ずくめの圧勝だった。手嶋=写真=は18番で1メートルのバーディーパットを沈めて、17年にプラヤド・マークセン(タイ)が出した通算18アンダー、270(パー72)の大会最少スコアを塗り替え「正直こんなにいいスコアが出るとは思っていなかった」と頬を緩めた。

 5打リードでスタート。2番で6メートルのパットを決めてバーディー先行。13番で6つ目のバーディーを奪い「優勝できるかなと思った」という。16番でボギーを叩いたが、大会史上最大差となる8打差をつけて逃げ切った。

 01年に日本オープンを制しており、これでナショナルオープン2冠。青木功、中嶋常幸、谷口徹に続く史上4人目の快挙に「ナショナルオープン優勝を目指してきた。本当に名誉なこと」。今後の目標を聞かれ「レギュラーツアーでは予選落ちが続いている。上位を目指して頑張る」と決意を示した。

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