SO伊藤「凄くびっくり」殊勲のパワートライ 花園出場中の弟にもエール ラグビー全国大学選手権準決勝

2022年01月02日 15:40

ラグビー

SO伊藤「凄くびっくり」殊勲のパワートライ 花園出場中の弟にもエール ラグビー全国大学選手権準決勝
<東海大・明大>後半26分、勝ち越しトライを決める明大・伊藤(左)(撮影・久冨木 修) Photo By スポニチ
 【ラグビー全国大学選手権準決勝   明大39―24東海大 ( 2022年1月2日    東京・国立競技場 )】 8大会ぶりに東京・国立競技場で行われた準決勝第1試合は、3大会ぶり14度目の大学日本一を目指す明大が東海大を39―24で下し、2大会ぶりの決勝進出を決めた。決勝は今月9日に同じく国立競技場で行われる。
 明大は24―24で迎えた後半26分、敵陣ラインアウトからの攻撃でSO伊藤耕太郎(2年)がタックルをくぐり抜けて約20メートル先のインゴールに決勝トライ。「前が開いていなかったので、自分で強いキャリーをしようと思った。(相手をはじき飛ばしたのは)初めての経験。凄くびっくりした」と伊藤自身が目を丸くする値千金のトライとなった。

 伊藤は国学院栃木出身で、母校はあす3日に全国高校ラグビー大会の準々決勝で長崎北陽台と対戦する。実は弟の龍之介(2年)も同校の正司令塔として活躍中。「弟よりも先に帰りたくなかった(敗退)」と兄の矜持を示し、初の4強入りを目指す母校と弟にエールを贈った。

この記事のフォト

おすすめテーマ

2022年01月02日のニュース

特集

スポーツのランキング

【楽天】オススメアイテム