【箱根駅伝1区】中大・吉居が区間新で区間賞「自分のペースでうまく走れました」

2022年01月02日 09:15

駅伝

【箱根駅伝1区】中大・吉居が区間新で区間賞「自分のペースでうまく走れました」
<第98回箱根駅伝・鶴見中継所>力走する中大1区・吉居(撮影・木村 揚輔) Photo By スポニチ
 【第98回東京箱根間往復大学駅伝 往路 ( 2022年1月2日    東京・大手町~神奈川・箱根町 5区間、107・5キロ )】 第98回東京箱根間往復大学駅伝第1日は2日午前8時、東京・大手町をスタート。往路は神奈川県箱根町までの5区間、107・5キロで行われた。
 1区は鶴見中継所までの21・3キロ。各校のスピード自慢が起用され、レースの流れをつくる非常に重要な区間で、スタート直後は中大・吉居大和(2年=仙台育英)が集団を引っ張る展開。集団の前方には明大・手嶋杏丞(4年=宮崎日大)、早大・井川龍人(3年=九州学院)らがつけ、最初の1キロを2分50秒、5キロを14分07秒で通過した。6キロ過ぎに吉居がペースを上げて集団を引き離して独走態勢になり、10キロを区間記録を上回る27分58秒で通過し、後ろの縦長の2位集団とは31秒差。吉居はそのまま快調なペースで飛ばし、区間新をマークし、トップで鶴見中継所に飛び込んだ。中大の1区トップ通過は41年ぶり。

 2007年に佐藤悠基(東海大)が記録した“過去駅伝最古”の区間記録(1時間01分06秒)を15年ぶりに更新した吉居は、レース後、「自分で行くとは決めていなかったんですが、ペースが遅かったので。自分のペースでうまく走れました。5キロ過ぎでみんな離れていったので、自分でいくしかないと思って走りました。1分以上差がついた時には、これならいけると思えました。自分のペースで区間新を出せたことはすごく自信になります」と笑顔を見せた。

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