【箱根駅伝】駿河台大31歳・今井は涙 休職し編入、悲願の箱根路 悔し20位も教え子にリレー「感謝」

2022年01月02日 14:49

駅伝

【箱根駅伝】駿河台大31歳・今井は涙 休職し編入、悲願の箱根路 悔し20位も教え子にリレー「感謝」
<題98回箱根駅伝・小田原中継所>5区・永井(右)にたすきをつなぐ駿河台大4区・今井(撮影・島崎忠彦) Photo By スポニチ
 【第98回東京箱根間往復大学駅伝 往路 ( 2022年1月2日    東京・大手町~神奈川・箱根町 5区間、107・5キロ )】 第98回東京箱根間往復大学駅伝第1日は2日午前8時、東京・大手町をスタート。往路は神奈川県箱根町までの5区間、107・5キロで行われた。
 初出場の駿河台大は、中学教師を休職し、自己啓発等休業制度を利用して編入した31歳の今井隆生(4年=都大泉)が4区で出走。悲願の箱根路を駆けた。

 トップから7分40秒差の18位でタスキを受け、1時間6分58秒の20位で、5区の永井竜二(3年=武蔵生越)につないだ。永井はなんと教師時代の教え子で、珍しい師弟リレーが実現。今井は来春から再び教壇に戻るため、最初で最後の箱根路となり、リレーを終えると涙をこらえきれなかった。

 20位という順位に「厳しい結果になってしまいました。申し訳ない」と肩を落としながらも「これを言っていいかわからないけど、ほんとにここまで来れて…今までやってきたことと(徳本)監督との出会いに…走れて良かった」と言葉を絞り出した。

 師弟リレーも実現し「前日、永井とも頑張ろうと話した。誰もができることではないので、永井と僕を結んでくれた監督にも感謝しています」と述べた。

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