26年冬季五輪は超分散開催 長い大会名に舌をかむ人も続出? 北京五輪閉会式

2022年02月20日 19:50

五輪

26年冬季五輪は超分散開催 長い大会名に舌をかむ人も続出? 北京五輪閉会式
2026年冬季五輪の開会式に使用されるジュゼッペメアッツァの外観(ロイター)
 【北京五輪最終日 閉会式 ( 2022年2月20日    国家スタジアム )】 北京五輪は17日間の熱戦が終わり、国家スタジアム(通称・鳥の巣)で閉会式が行われる。会の中では次回26年の開催地となるミラノ・コルティナダンペッツォ(イタリア)へ、五輪旗を引き継ぐフラッグ・ハンドオーバー・セレモニーが行われる。
 北京は史上初めて夏季と冬季の両大会の開催地となったが、4年後も史上初めて、複数の都市が名を連ねる大会となる。イタリアでの冬季大会は56年のコルティナダンペッツォ大会、06年のトリノ大会に続き3度目。会期は2月6~22日の17日間で、開会式はサッカーのACミランとインテル・ミラノの本拠地ジュゼッペ・メアッツァ競技場で行われる。

 両都市の直線距離は約250キロで、今大会で氷上競技が行われた北京と雪上競技が行われた河北省張家口の約180キロをさらに上回る。ミラノではフィギュアスケートやアイスホッケー、コルティナダンペッツォではアルペンスキーやカーリングが行われる。その他、ノルディックスキーやスピードスケートはバルディフィエメ、スノーボードはバルテリーナ、閉会式はベローナと、実際にはイタリア北部の6都市にまたがる分散開催となる。

 56年のコルティナダンペッツォ大会は、男子回転で猪谷千春が日本勢で冬季五輪初メダルを獲得した記念すべき地。一方で多くの日本人にとってはなじみの薄い土地で、名称も長い。ツイッターでは早くも「長っっっ」「次回冬季五輪のコルティナダンペッツォ言いにくすぎや」「覚えられない」などの声が相次いだ。巻き舌気味の発音に失敗すれば、舌をかむ人も続出するかも知れない。

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