【坂本花織と一問一答】五輪の疲労で「寿命が10年くらい縮まったけど、あと90年くらい残っている」

2022年02月20日 15:26

フィギュアスケート

【坂本花織と一問一答】五輪の疲労で「寿命が10年くらい縮まったけど、あと90年くらい残っている」
<北京五輪 フィギュア・エキシビション>演技をする坂本花織(撮影・小海途 良幹) Photo By スポニチ
 【北京五輪最終日 ( 2022年2月20日    首都体育館 )】 フィギュアスケートのエキシビションが行われ、女子銅メダルの坂本花織(シスメックス)は「タンゴ・アモーレ」を舞った。
 小気味良い音楽に合わせ、情熱的なステップを披露した。銅メダルを獲得した団体戦では大トリのフリーに出場。個人戦では完成度の高さを武器にROC勢に割って入り、日本勢3大会ぶりの表彰台に立った。

 以下は、坂本とのエキシビション後の一問一答。

 ――かなり疲労もある?

 「疲労…そうですね。この五輪で、たぶん寿命が10年くらい縮まったけど、あと90年くらい残っているので大丈夫(笑い)」

 ――寿命が縮まった理由は?

 「やっぱり緊張だったり、団体は、メダルが頑張れば手に入るっていう位置からのスタートだったのでプレッシャーとかもちょっとずつ感じていたのか、試合が終わる度にドッと疲れが出るくらい気が張り詰めいたし、大変だった」

 ――今日の滑りを振り返って。

 「疲れてるわりには、できたかなっていう感じ(笑い)」

 ――来期以降にプログラムに組み込む予定は。

 「いつも、自分っぽい感じの曲が多いので、ちょっと外れた優しい系とかもしたいなと思う。自分が、“こういう曲したいな”って思っても、常に却下されるので(笑い)」

 ――他のスケーターから刺激受けた?

 「昨日のペアを見て、みんなここに懸けてくる思いが伝わってきた。感動があふれていた」

 ――今日の会場アナウンスでは「ブロンズメダリスト」と紹介された。

 「いや、ブロンズ、ブロンズか~っていう(笑い)。とりあえず、頑張ろうって思いながらリンクに入った(笑い)」

 ――ブロンズか~という思いはもっと良い色のメダルにしたいから?

 「改めて言われると、“そ、そうか”って。3位というの自体が少ないので。最近ずっと、2位とか、1位とか、悪くて表彰台逃すので、ブロンズっていうのが凄く新鮮だった」

 ――砂肝はいつ食べる?

 「隔離が終わったら(笑い)」

 ――メダリストとして迎える世界選手権のイメージは。

 「あまり、まだイメージはできてないけど、これで帰って燃え尽きないでほしいなって思う。今回のメンバーが、そのまま世界選手権に行くので、自分も含めて3人とも燃え尽きないように、隔離で落ちきらないように、しっかりお互い(モチベーションなどを)上げていけたら」

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