IOCバッハ会長、安倍元首相の功績に感謝「彼のビジョンと決意がなければ大会は実現しなかった」

2022年07月23日 20:32

五輪

IOCバッハ会長、安倍元首相の功績に感謝「彼のビジョンと決意がなければ大会は実現しなかった」
IOCのバッハ会長(AP) Photo By AP
 昨夏の東京五輪開会式から1年となった23日、東京・国立競技場で、東京五輪・パラリンピック1周年記念セレモニーが行われた。イベント冒頭には、参院選の街頭演説中に銃撃されて死去した安倍晋三元首相の追悼VTRを上映。国際オリンピック委員会(IOC)のトーマス・バッハ会長もビデオメッセージで追悼した。
 安倍元首相は東京大会の招致と開催に向けて尽力。バッハ会長は「大会開催を力強く後押ししてくださった一人が、今月初めに悲劇的な死を遂げられた安倍晋三元総理です。彼のビジョンと決意がなければ、大会は決して実現しなかったでしょう」と功績を称え、「安倍元総理は2013年に東京が開催都市に決定した会場にいらっしゃいました。世界的なパンデミックのために大会を1年延期する歴史的決断をした時にも、その場にいらっしゃいました」と振り返った。

 最後は改めて「本日、歴史的な東京2020大会の1周年という節目を迎えるにあたり、私たちは皆、彼に敬意と感謝の念を抱いています」と思いを伝えた。

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