【陸上】走り幅跳び・秦澄美鈴がV 「落ち込んだりもした」世界選手権から再出発

2022年08月21日 08:12

陸上

【陸上】走り幅跳び・秦澄美鈴がV 「落ち込んだりもした」世界選手権から再出発
優勝後のインタビュー前にカメラ目線に応える秦 Photo By スポニチ
 【陸上・ナイトゲームズ・イン福井 ( 2022年8月20日    福井県営陸上競技場 )】 女子走り幅跳びが行われ、世界選手権代表の秦澄美鈴(シバタ工業)が6メートル49で優勝した。
 悪天候に見舞われながらも、追い風0・2メートルだった1本目に6メートル49をマーク。その後の3本で記録を伸ばすことはできなかったものの「1本目で“記録を残すぞ”という変な硬さがなかった。そこが良かった点です」と振り返った。

 7月の世界選手権では1本目がファウルとなり、3本目を終えて6メートル38にとどまり、決勝に進むことができなかった。「世界陸上では3本しかない中で、1本も無駄にできないとプレッシャーに感じてしまったのが反省だった」。課題を克服するため、今大会では一つ一つのジャンプに集中することに意識を傾けた。

 「落ち込んだりもした」という世界選手権後は2週間を完全休養にあてた。「自分が練習したいと思うまで、とことん休んだ」。まだ万全とはいえない状態ながら、再出発の一歩を踏み出した26歳。目標とする日本記録(6メートル86)、そして来年の世界選手権でリベンジするためにも、さらなる進化を目指していく。

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