五十嵐カノア 土壇場でチャンピオンシップツアー最終戦進出「忘れられない日になった」

2022年08月21日 04:00

サーフィン

五十嵐カノア 土壇場でチャンピオンシップツアー最終戦進出「忘れられない日になった」
タヒチ・プロで5位に入った五十嵐カノア=18日、タヒチ(C)WSL/Ryder・共同 Photo By 提供写真
 【チャンピオンシップツアー(CT)第10戦タヒチ・プロ ( 2022年8月20日    フランス領ポリネシア・タヒチ )】 サーフィンのプロ最高峰チャンピオンシップツアー(CT)第10戦タヒチ・プロの19日、最終日が行われ、男子で東京五輪銀メダルの五十嵐カノア(木下グループ)は準々決勝敗退で5位となり、年間6位から5位に浮上して9月の最終戦進出を決めた。M・プポがCT初勝利。女子はコートニー・コンローグ(米国)が制した。勝者が年間タイトルも獲得する最終戦は9月8日から米カリフォルニア州ロワートレッスルズで実施予定で、五十嵐は1回戦で東京五輪金メダリストのイタロ・フェヘイラ(ブラジル)と対戦する。
 五十嵐が土壇場で年間トップ5に食い込み、昨季は出場を逃した最終戦の切符をつかんだ。5位浮上を確定させたのが、18日の2回戦突破。最後に乗った波で板の端をつかんだまま筒状の波をくぐり抜ける「チューブライディング」に成功。9.70点を叩き出して逆転し「忘れられない日になった」と感慨に浸った。今季は地元ハンティントンビーチの開催で過去2度優勝している全米オープンも早期敗退したが、引きずらず、むしろたくましさを増した。

おすすめテーマ

2022年08月21日のニュース

特集

スポーツのランキング

【楽天】オススメアイテム