ワタガシ決勝進出 混合ダブルス日本勢初頂点へ わずか28分で粉砕 東野「今日の勇大君は完璧」

2022年08月28日 04:30

バドミントン

ワタガシ決勝進出 混合ダブルス日本勢初頂点へ わずか28分で粉砕 東野「今日の勇大君は完璧」
混合ダブルスで決勝進出を果たした渡辺(左)と東野のペア(AP) Photo By AP
 【バドミントン世界選手権第6日 ( 2022年8月27日    東京体育館 )】 相手のショットがネットにかかって勝利した瞬間、渡辺が吠えた。快進撃を続ける“ワタガシ”が、格下をわずか28分で粉砕。力強いショットが面白いように決まり、低い展開のラリーでもしぶとく拾い続けた。渡辺は「終始こちらのペース。うまく攻撃の展開をつくれた」とうなずき、東野も「ベストパフォーマンスができた」と手応えを語った。
 今年4月から渡辺はBIPROGYとダブルス選手として異例のプロ契約を締結。より多くの時間を競技に費やすことができた。この試合も、ストイックに競技に向き合った渡辺のプレーが突破口となった。東野は「今日の勇大君は完璧でした」と感謝した。

 世界選手権は19年銅、21年銀とステップアップ。同種目で日本勢初の頂点へ、あと1勝だ。「まだ十分戦えるメンタルを持っている。結論、勝てれば何でも良くて、どんな形でも勝利を拾うことを目指す」と渡辺。東京五輪ではかなわなかった有観客の舞台で、快挙を成し遂げる。

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