古江彩佳 連覇へ得意舞台で1差2位発進「気合十分でできたかな」

2022年10月15日 04:41

ゴルフ

古江彩佳 連覇へ得意舞台で1差2位発進「気合十分でできたかな」
2番、ティーショットを放つ古江(撮影・藤山 由理) Photo By スポニチ
 【女子ゴルフツアー富士通レディース第1日 ( 2022年10月14日    千葉県東急セブンハンドレッドクラブ=6689ヤード、パー72 )】 富士通レディースの古江彩佳(22=富士通)は、やはり強い。今大会はアマ時代を含めて過去3度の出場で優勝、2位、優勝。そして今週も1打差2位の好発進となった。
 「ショットをつけてバーディーを取ることができた。気合十分でできたかな」。1番パー5で第3打を1メートルにつけてバーディー発進すると、続く2番パー4では第2打を50センチにピタリ。ボギーなしの6バーディーと安定感抜群の内容だった。

 前週は米ツアーに出場し、11日早朝4時に羽田着の便で帰国。その足でコースに向かうなど開幕までに計36ホールを回り、久しぶりにタッグを組む日本のキャディーと距離感を確認した。入念な準備が、帰国直後から実力を発揮できているゆえん。ホステスプロが大会3勝目を狙う。

 ≪西郷単独首位 9番から6連続バーディー≫前週2位の西郷真央(21=島津製作所)が65をマークして単独首位発進。「アイアンショットもよくて、パッティングもよく決まってくれた」とうなずいた。

 9番からは圧巻の6連続バーディーを奪い、「記憶の中ではたぶん初めて」。前週から投入したミズノの新モデルのアイアンも好調の要因の一つだという。各日順位でトップに立つのは今季5勝目を挙げた5月のブリヂストン・レディース以来。好スタートを生かし、6勝目をつかむ。

 ≪阿部初Vへ66で2位≫ツアー未勝利の阿部がボギーなしの66で回り2位の好位置につけた。「リカバリーがうまくいって流れに乗れた」。3番パー4でバンカーからの第3打を2メートルにつけ、これを沈めてパーセーブして波に乗った。

 5月のリゾートトラスト・レディースでホールインワン賞の800万円を獲得。宣言していた車を購入し、9月末に納車されたばかり。ただ直近3戦は予選落ちとあって「予選を通らないと…」と車種公表の時機を逸していたという。好成績を収めて、今大会後に報告する。

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