大栄翔が貴景勝と充実の三番稽古「大関に指名していただいて良い稽古ができた」

2022年10月15日 15:18

相撲

大栄翔が貴景勝と充実の三番稽古「大関に指名していただいて良い稽古ができた」
貴景勝(右)と三番稽古を行った大栄翔(撮影・前川 晋作) Photo By スポニチ
 大相撲秋巡業が15日、埼玉県久喜市の毎日興業アリーナ久喜で行われ、関脇・大栄翔(28=追手風部屋)は大関・貴景勝(26=常盤山部屋)と三番稽古を行うなど計8番の相撲を取った。
 貴景勝とは5番取って1勝4敗。互いに得意とする突き押しの展開から押し出す相撲もあった。「(貴景勝の)圧力を感じながら自分の持ち味も出せて、自信になるような稽古だった。大関に指名していただいて良い稽古ができた」と充実感をにじませた。

 秋場所は7勝8敗で惜しくも負け越し。前半戦の6連敗が響いた。「気持ちの切り替えが全然できていなかった。どんな状況でも動じずに100%の相撲を取れるようにしていきたい」と、課題である連敗癖の修正を誓った。九州場所(11月13日初日、福岡国際センター)の番付はまだ発表されていないが、三役にとどまるか微妙な状況。「どんな地位でもしっかり自分の相撲を取りきることが大事。できるだけ多く、勝てるだけ勝ちたい」と力を込めた。

 地元・埼玉県で開催される巡業は夏巡業のさいたまスーパーアリーナ、春日部に続いて今年3度目。この日も多くの拍手を浴び「地元の方々の応援が本当に力になる。声を掛けられることも多くなったのでうれしい」と喜びを口にした。

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