御嶽海 大関復帰への鍵は「強い気持ち」良いイメージを持って勝負の九州場所へ

2022年10月15日 14:39

相撲

御嶽海 大関復帰への鍵は「強い気持ち」良いイメージを持って勝負の九州場所へ
申し合い稽古に参加した御嶽海(左端)=撮影・前川 晋作 Photo By スポニチ
 大相撲秋巡業が15日、埼玉県久喜市の毎日興業アリーナ久喜で行われ、御嶽海(29=出羽海部屋)、貴景勝(26=常盤山部屋)、正代(30=時津風部屋)の大関3人が申し合い稽古に参加した。
 九州場所(11月13日初日、福岡国際センター)で関脇に陥落することが決まっている御嶽海はこの日3番取り、貴景勝に勝って正代と幕内・高安(32=田子ノ浦部屋)にそれぞれ敗れた。「勝ち負けより立ち合いだけ意識してやっている」と少ない番数の中でも内容を重視した。

 秋場所はカド番で4勝11敗。「悔しい思いをした。それを受け止めて来場所に向けて準備しないといけないので、うじうじしていられないという気持ち」。1場所での大関復帰を目指し、既に前を向いている。結果を出すために大事なのは気持ちだという。「技術とか稽古とかいろいろ言われますけど、自分の場合は気持ち一つだと思っているので、誰よりも強い気持ちで一日一勝を目指したいと思います」。過去3度も幕内優勝を果たしている実力は確か。大関復帰への鍵は精神面だと本人も自覚している。

 精神面のコントロールは「一番難しい」としながらも「良い相撲で勝った時の映像を見ながら、勝っている時の自分を想像して気持ちを高ぶらせていく」と、気持ちを高める方法を明かした。良いイメージを意識的に持ち、自信をつけて勝負の九州場所へと臨んでいく。

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