【卓球・全農CUP】張本智和、順当に準決勝進出も…11歳の大野戦に「中国から帰ってきてもアウェー」

2022年11月12日 21:31

卓球

【卓球・全農CUP】張本智和、順当に準決勝進出も…11歳の大野戦に「中国から帰ってきてもアウェー」
<卓球パリ五輪代表選考会>男子準々決勝、雄叫びを上げる張本(撮影・木村 揚輔)  Photo By スポニチ
 卓球の全農カップ・トップ32船橋大会第1日は12日、千葉県船橋市の船橋アリーナで男女の1回戦~準々決勝が行われ、先月の世界選手権団体戦で日本の銅メダル獲得に貢献し、WTTカップファイナルで準優勝をした張本智和(IMG)は順当に準決勝に駒を進めた。
 1回戦では小学5年生の大野颯真(木下グループ)に4―0でストレート勝ちしたが、大野が得点すると会場が盛り上がり、「中国から帰ってきてもアウェーでした」と苦笑い。それでも自身も年上の選手に挑んできた経験があるだけに「本気で勝とうという目をしていた。可能性を感じました」と後輩を称えた。

 2回戦では、ドイツでプレーする宇田幸矢(明大)を破って勢いに乗る英田理志(愛媛県競技力向上対策本部)を4―1、準々決勝では、世界選手権代表の及川瑞基(木下グループ)を下した谷垣佑真(愛知工大)を同じく4―1で退けた。

 海外での試合と比べ、向かってくる相手が多い国内での試合で、ゲームカウント的には危なげないように見えるが、相手に8~10点取られるゲームも少なくない。張本は「油断ではないけど、レベルも上がるので詰めの部分をもっと詰めていきたい。優勝できるように頑張る」と表情を引き締めた。

おすすめテーマ

2022年11月12日のニュース

特集

スポーツのランキング

【楽天】オススメアイテム