東海大大阪仰星 「響」を合言葉に目指す大会連覇 全国高校ラグビー27日開幕

2022年12月27日 06:00

ラグビー

東海大大阪仰星 「響」を合言葉に目指す大会連覇 全国高校ラグビー27日開幕
大会連覇を目指す東海大大阪仰星フィフティーン Photo By スポニチ
 第102回全国高校ラグビー大会はきょう27日に大阪府東大阪市の花園ラグビー場で開幕する。大会連覇を狙うBシードの東海大大阪仰星(大阪第3)は、30日の2回戦から登場。高松北(香川)―大分東明の勝者と対戦する。大会シード委員長を務める清鶴敏也氏(61)が今大会を展望。史上4校目の高校3冠がかかる報徳学園(兵庫)や6大会ぶりの頂点を狙う東福岡を優勝候補に挙げた。
 大会連覇へ気合は最高潮だ。東海大大阪仰星は府予選の3試合で無失点。堅い防御が光った。湯浅大智監督(41)は「もっと本気でぶつかって成長してほしいなと思ってきた中で、1年間を通して少しずつ成長してきた。(大会連覇は)自分たちしかできない。“やってやろうぜ”でいいと思う」と選手たちを鼓舞する。
 昨年度に3年生を中心に花園を制してから大幅にメンバーが入れ替わった。春の選抜大会は準々決勝で桐蔭学園に敗戦。経験の少なかった面々は、より競争心を持つことで高め合ってきた。一方、府予選の決勝にはNo・8駒井良とCTB吉田琉生(るい)の1年生2人が先発に名を連ねた。「1年生が入ることで2年生も火がつく」と指揮官。下からの突き上げもチーム内の争いを激しくした。

 選手たちで決めた今年度のスローガンは「響」。高校日本代表候補のフランカー松沼(寛の目の右下に「、」)治主将(3年)は、その意味をこう説明した。「親やお世話になっている方々の心に、自分たちから発信して響かせたい」。互いに共鳴し、感謝や熱い思いを伝える大舞台が目前に迫る。同校史上初の大会連覇へ――。7度目の頂点を目指し、一戦一戦を全力で戦っていく。

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