福岡大大濠の2連覇の夢ついえる 準々決勝で藤枝明誠に敗戦

2022年12月27日 22:13

バスケット

福岡大大濠の2連覇の夢ついえる 準々決勝で藤枝明誠に敗戦
<藤枝明誠・福岡大大濠>福岡大大濠は藤枝明誠の赤間にレイアップを決められる Photo By スポニチ
 【ウインターカップ2022 男子準々決勝   福岡大大濠64―78藤枝明誠 ( 2022年12月27日    東京体育館 )】 2連覇を狙った昨年の王者・福岡大大濠が準々決勝で敗れた。
 前日までの好調さは陰を潜め、立ち上がりかららしくないパスミス、ファンブル、いつもなら簡単に決めているシュートもミスを多発。チーム全体が精彩を欠いた。

 不完全燃焼の敗戦に片峯聡太監督は「慌てている、動揺したところがチームにあった。それを私が上手に立て直せず悔いが残る。勝たせてあげられなかった責任を感じている」と肩を落とした。

 昨年のVメンバーでゲームキャプテンを務めた湧川颯人(3年)は「悔しい。去年自分たちが見せてもらった優勝という景色を後輩たちに見せることができなかった。申し訳ない」と涙。「リバウンド、ルーズボールへの泥臭さ、勝ちたい気持ちが負けていたのかな…」と言葉を絞りだした。

 今年からポイントガードに転向。194センチの大型ポイントガードとして将来への期待も背負う。「状況判断がまだまだ劣っているのでこれからの課題。この悔しさを忘れず次のステージでもやっていきたい」と話した。

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