再十両の朝乃山「この光景が久しぶり」力士会出席で関取復帰を改めて実感

2022年12月27日 19:28

相撲

再十両の朝乃山「この光景が久しぶり」力士会出席で関取復帰を改めて実感
力士会に出席した後、国技館の前でファンからサインを求められる朝乃山(右)=撮影・前川 晋作 Photo By スポニチ
 大相撲の十両以上の全力士を対象とした力士会が27日午後、東京・両国国技館で開かれた。
 初場所(来年1月8日初日、両国国技館)で6場所ぶりに十両に復帰する元大関の朝乃山(28=高砂部屋)も出席。出場停止期間や、コロナ禍で開催されなかった期間が続いていたため「この光景が久しぶりだった」と感想を述べ、関取に復帰したことを実感した。

 力士会を終えて国技館から帰路につく時、ファンからサインを求められて快く応じる姿が見られた。幕下以下の力士はサインを書くことが原則禁止されているため、これも関取ならではの光景。この日は朝稽古で約1年ぶりに白まわしを着用し、午後には力士会に出席。関取に復帰したことがより実感できた1日となった。

 初場所では、もう一つ関取の象徴である化粧まわしを締めての土俵入りも待っている。「大銀杏を結って土俵入りして締め込みで相撲を取れるのが、懐かしいという気持ちになるかもしれないです」。多くのファンが、そして朝乃山自身が待ち望んでいた関取復帰。15日間戦う十両の土俵へ「集中してやっていきたい」と気持ちを高めた。

おすすめテーマ

2022年12月27日のニュース

特集

スポーツのランキング

【楽天】オススメアイテム