神村学園3年ぶり制覇 区間新記録の黒神ら1年生3人が躍動

2023年01月22日 19:45

駅伝

神村学園3年ぶり制覇 区間新記録の黒神ら1年生3人が躍動
<選抜女子駅伝北九州大会>高校の部で優勝した(前列左から)1区・田島、2区・ブレンダ、3区沖田、4区・黒神、5区・上野、6区・小倉ら神村学園の選手たち(撮影・岡田 丈靖) Photo By スポニチ
 【第34回選抜女子駅伝北九州大会(スポニチなど主催) ( 2023年1月22日    小倉城歴史の道発着 6区間27・2キロ )】 高校の部は神村学園(鹿児島)が1時間28分56秒で3年ぶり4度目の優勝を飾った。
 1年生3人が躍動した。2区で留学生のジェプチルチル・ブレンダが区間新でトップに立った。4区ではラスト1キロでスパートした黒神璃菜が11分54秒の区間新。25秒のリードを1分28秒まで広げる快走だった。「(区間新は)自分でも正直びっくりしていて、とてもうれしいです」と笑みを浮かべた。

 黒神は3位に終わった昨年12月の「全国高校駅伝」は駅伝メンバーに選ばれず悔しい思いをした。練習に挑む姿勢から見つめ直し調子を上げて結果を残した。「自分の中でも自信にもなった。今後の大会につなげられる」と手応えをつかんだ。

 アンカーの小倉陽菜も区間賞でゴールテープを切った。「プレッシャーもありました。先輩や仲間が安心して走れる位置で持ってきてくれた。駅伝だからこそできた走りだったと思いました」とチームメートに感謝した。 新チームは全国高校駅伝の5年ぶりの優勝に挑む。小倉は「先輩が(全国高校駅伝で)叶えられなかった思いも伝わっているので、お世話になった分は結果で恩返しができれば」と意気込んだ。

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