【白鵬杯】幼児向け相撲教室を初開催 宮城野親方「師匠になると親心が増す」土俵で自ら胸出し

2023年02月12日 20:23

相撲

【白鵬杯】幼児向け相撲教室を初開催 宮城野親方「師匠になると親心が増す」土俵で自ら胸出し
<白鵬杯>幼児向けの相撲教室で土俵に上がり、豪快に塩をまく宮城野親方(左から2人目)。左端は北青鵬、右端は炎鵬(撮影・前川 晋作) Photo By スポニチ
 少年相撲大会「白鵬杯」が12日、東京・両国国技館で行われ、122チーム、計920人の選手たちが熱戦を繰り広げた。今年は3年ぶりに海外チームを招待。ウクライナやモンゴルなど7カ国も参加した。
 今大会では、初めての試みとして幼児向けの相撲教室を開催。小学生の部と中学生の部の間に行われた「幼児の部」の参加者を対象に、大会名誉会長を務める宮城野親方(元横綱・白鵬)が断髪後初めてまわしを締めて土俵に上がり、自ら胸を出した。

 宮城野部屋の十両・炎鵬(28)と北青鵬(21)も指導役として参加。幼児4人ずつを同時に相手し、高々と持ち上げたり派手に押し倒されたりして稽古をつけた。宮城野親方は、相撲を取る幼児たちに「頑張れ、頑張れ」と声を出して応援し、参加者全体を盛り上げた。

 「幼児の部」でベスト4に入った4人には、宮城野親方が一人ずつ相手した。優勝者だけには、仕切り直しと塩まきも入れた取組形式で“対戦”。何度もぶつからせて最後は送り出しで土俵を割り、笑顔で拍手を贈った。

 その後は炎鵬、北青鵬とともに土俵に上がって四股を踏む見本を見せ、幼児たちに正しい四股の踏み方を指導した。部屋を継承してから初めて迎えたこの大会。「師匠になると親心が増す。大会を進化させていくという意味で幼児の部を取り入れたことが一つの進歩かな」。小さな子供たちにより相撲に親しんでもらえるよう企画した相撲教室は、笑顔あふれる大成功に終わった。

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