【白鵬杯】西村和真が中学生の部V「落合先輩みたいにストイックな選手になりたい」鳥取城北高進学へ

2023年02月12日 22:37

相撲

【白鵬杯】西村和真が中学生の部V「落合先輩みたいにストイックな選手になりたい」鳥取城北高進学へ
<白鵬杯>中学生の部で優勝した西村和真(中央)=撮影・前川 晋作 Photo By スポニチ
 少年相撲大会「白鵬杯」が12日、東京・両国国技館で行われ、122チーム、計920人の選手たちが熱戦を繰り広げた。今年は3年ぶりに海外チームを招待。ウクライナやモンゴルなど7カ国も参加した。
 288人が出場した中学生の部は、昨夏の全国中学校選手権を制した西村和真(東伯スポーツ少年団・3年)が頂点に立った。

 1メートル73、135キロの体格と腰の重さを生かした力強い四つ相撲で勝ち進んだ。準々決勝では児玉颯飛(柏相撲少年団・3年)に左を深く差される苦しい体勢から、切り返しをしのいで足を跳ね上げながら豪快な左小手投げ。決勝は倉岡優太(宇土少年相撲クラブ・3年)に右四つがっぷりから攻め込まれたところを土俵際残して左上手投げを決めた。中学横綱として臨んだ中学校生活最後の大会。「もう一度挑み直すつもりで」と挑戦者の気持ちで今年度2つ目のタイトルを手にした。

 西村は今春から鳥取城北高に進学予定。同校の先輩で、新十両昇進が決まっている落合(19=宮城野部屋)や幕下・向中野(20=宮城野部屋)も過去にはこの大会の中学生の部で優勝している。大相撲で活躍する先輩たちに続き「優勝できてホッとしました。落合先輩みたいに自分にストイックな選手になりたい」と憧れの眼差しを向けた。今後は「まずは高校横綱になって(その後は)大相撲に入って横綱になりたい」と夢を描いた。

 ▽中学生の部 準々決勝
俵幸平(鹿児島・住用相撲クラブ) 浴びせ倒し 石川神羽(秋田・潟西相撲道場)
倉岡優太(熊本・宇土少年相撲クラブ) 寄り切り 根上航平(静岡市相撲教室)
麻田遥人(大阪・大東市相撲連盟) 上手投げ 豊田倫之亮(千葉・柏力会)
西村和真(鳥取・東伯スポーツ少年団) 小手投げ 児玉颯飛(千葉・柏相撲少年団)

 ▽準決勝
倉岡優太 引き落とし 俵幸平
西村和真 寄り倒し 麻田遥人

 ▽決勝
西村和真 上手投げ 倉岡優太

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