桃田はコンディション不良で2試合連続欠場 バドミントン S/Jリーグ・トップ4

2023年02月12日 15:30

バドミントン

桃田はコンディション不良で2試合連続欠場 バドミントン S/Jリーグ・トップ4
応援の合間に水を飲む桃田(撮影・福永稔彦) Photo By スポニチ
 バドミントン男子の桃田賢斗(NTT東日本)が12日にさいたま市のサイデン化学アリーナで行われたS/Jリーグ・トップ4順位決定戦を2日連続で欠場した。
 NTT東日本は日立情報通信エンジニアリングを2―0で下し3位に入ったが、桃田は前日の準決勝に引き続き、この日の3位決定戦もメンバーから外れ、ベンチに座りチームメートを応援した。

 NTT東日本の川前直樹監督は「最後まで悩んだが、コンディション不足だった。本人も思い切ってできない部分が予想されたので、若手の田中を(シングルスに)起用した」と説明した。

 桃田は昨年12月の全日本総合選手権で2大会ぶりに優勝したが、その後インフルエンザに感染し、今年1月上旬のマレーシア・オープンを欠場。翌週のインド・オープン、その次の週のインドネシア・マスターズは初戦敗退した。

 川前監督によると、コンディションを上げようと「練習を追い込みすぎた」ため腰を負傷した。さらに国際大会で結果が出ないため自信を失いかけていたという。3月にある日本代表のドイツ遠征、英国遠征には参加する方向で調整を進める。

 川前監督は「全日本総合に優勝したのは自信になったが(桃田とは)世界ランク1位の頃を目指すのではなく、まずは一歩一歩世界ランクを上げていこうと話している」と話した。

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