神戸の司令塔・李承信が復帰戦で喜び「ラグビーができる環境に感謝」 連敗も残り2戦へ前向く

2023年04月08日 06:00

ラグビー

神戸の司令塔・李承信が復帰戦で喜び「ラグビーができる環境に感謝」 連敗も残り2戦へ前向く
<東京SG・神戸>神戸SO李承信(撮影・篠原岳夫) Photo By スポニチ
 【ラグビーリーグワン第14節   神戸17―25東京SG ( 2023年4月7日    東京・秩父宮ラグビー場 )】 神戸(旧神戸製鋼)の日本代表SO李承信(22)が眼窩底の骨折から復帰し、5試合ぶりに出場した。東京SG(旧サントリー)戦に10番で先発しフル出場。17―25で逆転負けを喫したが、強風の中で2ゴール1PGを決め「ラグビーができる環境に感謝したい」と喜びをかみしめた。
 2月26日の埼玉戦で眼窩底を骨折。戦列を離脱し、手術を受けた。プレーできずグラウンドの外から見守る日々。「こんなに(試合や練習から)離れたのは初めて。チームメートが体を張っている姿を見て、自分のふがいなさを感じた」。悔しさを胸に刻んだ。だからこそ、この日の試合で「仲間とラグビーボールに触ることができて幸せだった」と感じた。

 今秋にはW杯フランス大会が控えており、代表入りを狙う。現在は定期的に代表スタッフとのミーティングに参加している。

 チームは2連敗。勝ち点を積み上げられず、入れ替え戦圏内(10位以下)が迫る9位から浮上することができなかった。レギュラーシーズンは残り2試合。次節は花園(旧近鉄)戦(14日、東大阪市花園ラグビー場)に臨む。司令塔は「一試合、一試合、自分たちのラグビーで前に進み続ける」と前を向いている。

おすすめテーマ

2023年04月08日のニュース

特集

スポーツのランキング

【楽天】オススメアイテム