池江璃花子、自信取り戻す3冠目「何が何でも勝ってやると…殻を少しだけ破れた」

2023年04月08日 19:35

競泳

池江璃花子、自信取り戻す3冠目「何が何でも勝ってやると…殻を少しだけ破れた」
<第99回日本選手権水泳競技大会 5日目>女子50メートルバタフライ決勝で優勝を果たした池江の目には涙が(撮影・河野 光希) Photo By スポニチ
 競泳日本選手権は8日、世界選手権(7月、福岡)の日本代表選考会を兼ねて行われ、非五輪種目の女子50メートルバタフライ決勝で池江璃花子(22=横浜ゴム)が25秒59で優勝し、派遣標準記録25秒73を突破。今大会3冠を達成した。2位は相馬あい、3位は平井瑞希だった。
 池江は「若干力んだ部分もあった」と振り返りつつも「復帰後ベストの25秒49を出したかったんですけど、派遣(標準記録)を切れて優勝できてホッとした」と率直に喜びを口にした。

 今大会3冠目で、確かな自信を取り戻しつつある。「緊張していたけど、絶対に負ける気はしなかった。絶対に何が何でも勝ってやるという気持ちで今日のレースは臨めた。久しぶりに楽しいなと思えるレースだと感じられた。そこは1つ、前の自分の殻を少しだけ破れた」と語った。

 25秒11の日本記録を持つ池江は「この種目が世界と戦える位置にある種目。改善点はたくさんある」と言う。「25秒3くらいなら出るんじゃないかなと自分の中で期待はある」という感覚もある。出場権を獲得した世界舞台へ向けて「(トップ選手は)まだ自分にはビビっていない。池江はまだまだだと思われている。チャレンジャーとしてトップの選手に近づいていく」と意気込んだ。

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